Duvakitug、炎症性腸疾患の第Ⅱb相で主要評価項目達成 サノフィ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする サノフィと米・Teva Pharmaceuticalsは、中等症~重症の炎症性腸疾患(IBD)を対象に抗ヒトIgG1-λ2モノクローナル抗体duvakitugの有効性および安全性を検討した第Ⅱb相ランダム化二重盲検用量範囲探索試験RELIEVE UCCDで主要評価項目を達成したと発表した。(関連記事「クローン病に有効なバイオ製剤はどっち?」) duvakitugaは、腫瘍壊死因子(TNF)様リガンド1A(TL1A)を標的とする抗体製剤。TL1AとDR3の結合阻害を介し、IBDで生じる過剰な免疫反応を軽減することが期待されている。 同試験の対象は、中等症~重症の潰瘍性大腸炎(UC)およびクローン病(CD)の成人患者。日本を含むアジア各国、米国、欧州、イスラエルの医療施設が参加した。介入期間は14週間で、主要評価項目としてUC患者では臨床的寛解、CD患者では内視鏡的奏効の達成割合を評価した。 プラセボ調整後のUC患者における14週時点の臨床的寛解達成割合は、低用量群で15.7%(P=0.050)、高用量群で27.4%(P=0.003)。プラセボ調整後のCD患者における14週時点の内視鏡的奏効達成割合は、低用量群で13.0%(P=0.058)、高用量群で34.8%(P<0.001)。UC患者、CD患者のいずれにおいても、一貫してduvakitugの治療効果が示された。忍容性もおおむね良好で、安全性に関するシグナルは検出されなかった。 結果の詳細は、2025年に開催される関連学会で発表する予定だという。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×