否定ではダメ!「医学誤情報」への対処 診察室に誤情報を信じる患者が来たら… 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部から〕本連載は、主要医学ジャーナルに目を通すことを毎朝の日課としている医学レポーターが、SNS上での反響も踏まえ、毎週特に目を引いた論文5本をピックアップ。うち1本にフォーカスします。2024年12月30日~25年1月5日の1週間に公開された論文からフォーカスしたのは、Ann Intern Medに掲出された「医学誤情報への対処法」(Ann Intern Med 2024年12月31日オンライン版)。その他のピックアップ論文は、末尾をご覧ください。 トランプ政権下で危惧される医学誤情報の氾濫 次期米国大統領のドナルド・トランプ氏は、米国保健福祉省長官(厚生長官)にロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を指名した。言わずと知れた「反ワクチン」強硬派である。今後は米国に限らず、SNS上で「ワクチンの有用性を否定する言説」が増えるだろう。そうなると困るのが医療従事者だ。科学的根拠のない「真実」に、診察室で向き合うことになる。 そのような「医学誤情報」への対処法についての論説がAnn Intern Medに掲出された(Ann Intern Med 2024年12月31日オンライン版)。責任著者は米国・Univercity of Delaware大学教授のDannagal G. Young氏。政治科学ならびに誤情報における心理学の専門家である。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×