新規RSウイルス感染症治療薬、第Ⅱ相で良好な結果 塩野義製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 塩野義製薬は昨日(1月30日)、UBEと共同開発中の新規経口RSウイルス(RSV)感染症治療薬(開発コードS-337395)について、第Ⅱ相臨床試験(ヒトチャレンジ試験)において、主要評価項目を達成したと発表した。 同薬は、RSVの複製に必須なL蛋白質の活性阻害を介して増殖を抑制することで効果を発揮する。昨年(2024年)、米食品医薬品局(FDA)からファストトラック指定を受けている。 今回の第Ⅱ相プラセボ対照二重盲検ランダム化比較試験では、RSVを能動的に接種させた健常成人を対象にS-337395を1日1回5日間経口投与した際の抗ウイルス効果および安全性を評価した。 その結果、プラセボ群に比べS-337395群では有意なウイルス量の減少を示し、主要評価項目を達成した。S-337395最高用量群ではウイルス量が有意に88.94%減少(P<0.0001)、臨床症状スコアの有意な改善を示した。安全性・忍容性は良好だった。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×