イピニボ、切除不能または進行肝細胞がんの一次治療として欧州医薬品庁が肯定的な見解

小野薬品工業・ブリストルマイヤーズ スクイブ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 小野薬品工業は2月3日までに、同社ががん免疫療法において戦略的提携契約を締結するブリストル マイヤーズ スクイブが、欧州医薬品庁(EMA)からニボルマブ(商品名オプジーボ)とイピリムマブ(商品名ヤーボイ)の併用療法について、切除不能または進行肝細胞がん成人患者に対する一次治療として、承認の推奨を受けたことを発表した。(関連記事「イピニボ、切除不能または進行肝細胞がんの一次治療としてEMAが承認申請を受理」)

 EMAの医薬品委員会が示した今回の肯定的な見解は、今後、欧州連合の欧州委員会によって審査されることになる。

 米国においてニボルマブ+イピリムマブ併用療法は、切除不能な肝細胞がん成人患者の一次治療選択肢として、昨年(2024年)8月に米食品医薬品局(FDA)によって生物学的製剤承認一部変更申請が受理され、現在審査されている。また、進行肝細胞がん患者の二次治療としては、2020年に迅速承認されている。

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