新生血管型加齢黄斑変性へのアフリベルセプト8mg、投与3年目も良好な結果

バイエル薬品

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 バイエル薬品は2月13日までに、新生血管型(滲出型)加齢黄斑変性(nAMD)に対するアフリベルセプト(商品名アイリーア)8mgの有効性と安全性を検討する第Ⅲ相ランダム化比較試験PULSARの非盲検延長試験の結果を報告。投与3年目における長期の有効性および安全性プロファイルが確認されたという。(関連記事「抗VEGF療法『投与間隔延長が患者負担を減らす』」)

 最高矯正視力(BCVA)の平均変化量で評価したアフリベルセプト8mg群の有効性は、延長期間開始時(ベースライン:96週目)と比べ、投与3年目(156週目)まで維持された。投与3年目終了時点において、アフリベルセプト8mg群の大半は最後に割り当てられた投与間隔が3カ月以上で、5カ月以上の割合は40%、6カ月の割合は24%だった。また、ベースラインからの平均中心網膜厚(CRT)の大幅な減少も3年間維持された。アフリベルセプト8mgの安全性プロファイルは投与3年目も一貫しており、同薬2mgで確立された安全性プロファイルと一致していた。

 なお、結果の詳細は第22回Angiogenesis年次会議(マイアミ、2月8日)で発表された。

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