セマグルチド7.2mg、肥満を対象としたSTEP UP試験で体重減少を達成

ノボノルディスクファーマ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 ノボ ノルディスクファーマは昨日(2月18日)までに、肥満を有する成人1,407人を対象として、セマグルチド(商品名ウゴービ)7.2mgの週1回投与における有効性を検討するSTEP UP試験(グローバルSTEPプログラムの第Ⅲb相試験)から得られた主要な結果を発表。投与開始72週経過時において、プラセボ群に比べセマグルチド7.2mg群で有意な体重減少が認められ、主要評価項目が達成されたという(関連記事「セマグルチドで炭水化物の摂取カロリー低下」)。

 また、全ての対象(平均ベースライン体重113kg)が治療を遵守した場合の治療効果を評価したところ、投与開始72週経過時の体重減少率において、セマグルチド2.4mg群(17.5%)およびプラセボ群(2.4%)と比べ、セマグルチド7.2mg群で優れた体重減少(20.7%)を達成した。

 さらに、治療の遵守度によらない治療効果(体重減少率)を評価したところ、セマグルチド7.2mg(18.7%)が、セマグルチド2.4mg群(15.6%)とプラセボ群(3.9%)を上回った。

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