東京女子医大問題、犯罪の構成要件を読み解く

浜松医科大学教授・大磯義一郎氏に聞く

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 東京女子医科大学の新校舎建設の報酬をめぐり、業務報酬の名目として計1億円超を不当に支払わせて同大学に損害を与えたとして、警視庁は今年(2025年)1月13日、同大学元理事長の岩本絹子氏を背任容疑で逮捕した。警視庁は認否を明らかにしていないが、建設会社社長を介して報酬の一部を岩本氏自身の口座に振り込ませていたと見られる(2月3日には別の新病棟工事をめぐる背任容疑で再逮捕)。日本医療安全学会理事長で浜松医科大学教授の大磯義一郎氏に、今回のような医療界で繰り返されるキックバックの刑法上の位置付けや、医療機関の望ましいガバナンスの在り方などについて聞いた(取材日:2025年2月3日)。

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