CAR-T療法ブレヤンジ、再発／難治性の成人辺縁帯リンパ腫で好成績

　ブリストル マイヤーズ スクイブは2月20日までに、キメラ抗原受容体発現T細胞（CAR-T）療法リソカブタゲン マラルユーセル（商品名ブレヤンジ）について、再発／難治性の低悪性度B細胞非ホジキンリンパ腫の成人患者が対象の第Ⅱ相TRANSCEND FL試験の辺縁帯リンパ腫（MZL）コホートにおいて、主要評価項目を達成したと発表した。（関連記事「CAR-T療法ブレヤンジ、大細胞型B細胞リンパ腫などで有効性示す」）

　同試験は、濾胞性リンパ腫および辺縁帯リンパ腫を含む再発／難治性の低悪性度B細胞非ホジキンリンパ腫患者を対象に、リソカブタゲン マラルユーセルの有効性と安全性を評価する第Ⅱ相国際多施設共同非盲検単群試験。今回、主要評価項目とした全奏効率（ORR）について、有意かつ臨床的に意義のある成績が示され、主な副次評価項目である完全奏効率（CRR）も達成した。安全性プロファイルも一貫しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。