ミリキズマブ、クローン病で臨床的寛解と内視鏡的改善を長期維持 イーライリリー 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする イーライリリーは2月20日までに、抗IL-23p19抗体ミリキズマブ(商品名オンボー)について、同薬を2年間投与された中等症~重症の活動期クローン病患者の大多数で、長期にわたり臨床的寛解および内視鏡的改善の維持が認められたと発表した。結果の詳細は、クローン病・大腸炎会議(CCC 2025、2月6~8日、サンフランシスコ)で報告された。(関連記事「ミリキズマブ、潰瘍性大腸炎とクローン病に対するP3で好結果」「クローン病治療薬としてミリキズマブをFDAが追加承認」) 今回報告されたのは、中等症~重症の活動期クローン病患者を対象とした第Ⅲ相VIVID-1試験の非盲延長試験であるVIVID-2 の結果。同試験では、VIVID-1試験でミリキズマブ群に割り付けられ1年時点でクローン病活動指数(CDAI)に基づく内視鏡的改善を達成した患者を組み入れ、維持療法を実施。1年時点の臨床的寛解達成例のうち、2年時点で臨床的寛解を維持した割合は92.9%、内視鏡的改善の維持率は87.6%だった。 VIVID-1試験の1年時点での①内視鏡的寛解達成例における2年時点での維持率は78.6%、②臨床的寛解非達成例における2年時点での臨床的寛解達成率は60.8%、③内視鏡的寛解非達成例における2年時点での内視鏡的寛解達成率は35.4%-だった。安全性プロファイルは既報とおおむね一致していた。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×