脊髄性筋萎縮症治療薬ヌシネルセン、高用量レジメンを申請

バイオジェン

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 バイオジェンは2月28日、アンチセンスオリゴヌクレオチド製剤で脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬のヌシネルセン(商品名スピンラザ)の高用量投与レジメンについて、欧米に続いて日本でも承認申請を行ったと発表した。(関連記事「脊髄性筋萎縮症児の運動機能改善に有効な新薬」)

 今回の承認は、臨床第Ⅱ/Ⅲ相ランダム化用量漸増対照試験DEVOTEに基づくもの。同試験では世界中の約40施設で登録した多様なSMA患者145例を対象に、SMA治療薬として現在承認されている同薬のレジメン(12mg/回)より高用量なレジメン(初期投与50mgを14日間隔で2回+維持投与28mgを4カ月間隔)の安全性、忍容性、薬物動態、有効性を評価した。

 日本に先駆け、今年(2025年)1月に米食品医薬品局(FDA)、欧州委員会(EMA)はヌシネルセンの高用量投与レジメンの承認申請を受理している。

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