高齢者の肺炎球菌ワクチン、接種率向上の鍵は?

PPSV23の再接種、再々接種の必要性と安全性を考察

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 日本における肺炎による死亡者数は7万5,753人(2023年厚生労働省人口動態統計)で、65歳以上の高齢者が約98%を占める。起炎菌として最も多いのは肺炎球菌であり、2014年に高齢者などを対象に肺炎球菌ワクチン〔23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(PPSV23)〕の定期接種が開始されたものの接種率の低さが課題となっている。高齢者における肺炎球菌ワクチン接種の現状や接種漏れ対策、PPSV23の再接種や再々接種の必要性、安全性などについて、国立病院機構東京病院感染制御部長兼情報管理部長の大島信治氏に聞いた。(関連記事「23価肺炎球菌ワクチンの安全性を実証」)

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