新規β-ラクタマーゼ阻害薬、複雑性尿路感染症と急性単純性腎盂腎炎で好成績 Meiji Seikaファルマ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする Meiji Seikaファルマは3月14日、開発中の新規β-ラクタマーゼ阻害薬nacubactam(開発コードOP0595)について、複雑性尿路感染症または急性単純性腎盂腎炎の患者を対象に有効性と安全性を検討した二重盲検比較試験Integral-1で良好な成績が示されたと発表した。関連記事「薬剤耐性(AMR)に対応した新規β-ラクタマーゼ阻害薬OP0595を希少疾病用医薬品に指定」 Integral-1は、複雑性尿路感染症/急性単純性腎盂腎炎に対するセフェム系抗菌薬セフェピム+nacubactam併用またはモノバクタム系抗菌薬アズトレオナム+nacubactam併用の有効性および安全性を、カルバペネム系抗菌薬イミペネム+シラスタチンと比較する国際共同第Ⅲ相試験。 解析の結果、主要評価項目とした投与終了から7日後の総合臨床効果について、イミペネム+シラスタチンに対するセフェピム+nacubactam併用の非劣性および優越性が、アズトレオナム+nacubactam併用の非劣性がそれぞれ示された。 有害事象の発現率は、イミペネム+シラスタチンとnacubactam併用の2群で同程度、安全性に関する懸念は認められなかった。 試験結果の詳細は、今後の学会および論文で報告する予定としている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×