脳脊髄液検体でAβ濃度を測定、認知症検査薬が承認 ロシュ・ダイアグノスティックス 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ロシュ・ダイアグノスティックスは3月21日、脳脊髄液(CSF)検体でβ-アミロイド1-42(Aβ42)とリン酸化タウ蛋白(181位)(pTau181)を測定する検査薬「エクルーシス試薬 β-アミロイド1-42」および「エクルーシス試薬 リン酸化タウ181」の製造販売承認を取得したと発表した。 近年、早期アルツハイマー型認知症の治療薬が開発され、治療の対象となる軽度認知症を診断するための検査が必要となっている。診断補助に使用される検査のうち、現在、保険適用となっているのはアミロイドPET検査とCSFを用いた検査のみである。 両試薬は、CSF中のAβ42とpTau181の比率(pTau181/Aβ42比)を調べることで、アルツハイマー型認知症の診断を補助するもので、アミロイドPET検査と同等に脳内β-アミロイドの蓄積状況を把握できるバイオマーカーとして有用と考えられている。pTau181/Aβ42比を調べる検査が体外診断用医薬品(IVD)として承認されるのは初。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×