抗サイトメガロウイルス化学療法レテルモビル、小児への適応追加 MSD 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする MSDは昨日(3月27日)、抗サイトメガロウイルス(CMV)ターミナーゼ阻害薬レテルモビル(製品名プレバイミス錠240mg、同点滴静注240mg)について、小児に対する適応追加を取得したと発表。さらに、小児でも利用可能な経口薬として顆粒剤(プレバイミス顆粒分包20mg、同120mg)の承認も取得した。(関連記事「造血幹細胞移植のサイトメガロウイルス(CMV)感染を薬物で予防」) プレバイミスは、ヒトには存在しないCMVのDNAターミナーゼの阻害を介してウイルスの増殖を抑制する。成人の「同種造血幹細胞移植および臓器移植におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制」での適応を取得している。 今回の承認は、CMV感染および感染症リスクを有する、0~18歳未満の同種造血幹細胞移植患児(治験薬投与63例、日本人4例を含む)を対象に、移植後28日以内から移植後14週まで同薬を投与した際の薬物動態、CMV感染症の発症抑制効果および安全性に関する単群非盲検試験030の結果などに基づくもの。 今回承認された顆粒剤は小型の粒状のフィルムコーティング剤で、小児でも飲みやすい。1包当たり20mgと120mgがあり、複数包を使用することで体重5kg以上の小児に対し体重区分に応じた用量で投与できる上に、患者の状況に応じた剤形選択が可能となる。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×