全身型重症筋無力症治療薬ロザノリキシズマブ、在宅自己注が可能に

ユーシービージャパン

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 ユーシービージャパンは本日(4月1日)、抗新生児Fc受容体(FcRn)抗体ロザノリキシズマブ(商品名リスティーゴ皮下注280mg)について、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤となり、在宅自己注射が保険適用となったと発表した(関連記事「全身型重症筋無力症の新薬ロザノリキシズマブを発売」)。

 今回の措置により、患者自身による在宅自己注射が可能となったほか、従来のシリンジポンプを用いての投与に加え、手動投与(マニュアルプッシュ)が選択できることとなった。

 同薬は、2023年11月に発売された全身型重症筋無力症(ステロイド薬またはステロイド薬以外の免疫抑制薬が十分に奏効しない場合に限る)治療薬で、同疾患の最も一般的なサブタイプである抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性および抗筋特異的受容体型チロシンキナーゼ(MuSK)抗体陽性への有効性が認められている。

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