PAD併存2型糖尿病にオゼンピックが有効性示す ノボ ノルディスクファーマ 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ノボ ノルディスクファーマは昨日(4月3日)、持続性GLP-1受容体作動薬セマグルチド皮下注製剤(商品名オゼンピック)が国際多施設二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験STRIDEで主要評価項目を達成したと発表した。結果の詳細は第74回米国心臓病学会(ACC.25、3月29~31日)のLate-breakingセッションで報告され、Lancet(2025年3月28日オンライン版)同時掲載された。(関連記事:「〔ACC.25速報〕経口セマグルチド、高リスク糖尿病の心血管リスク抑制」) 同試験の対象は、2020年10月~24年7月に北米、欧州、アジア20カ国の外来施設で登録された18歳以上で末梢動脈疾患(PAD)を併存する2型糖尿病患者792例(男性75%、中央値年齢68歳)。セマグルチド1.0mgを週1回皮下投与するセマグルチド群またはプラセボ群に1:1でランダムに割り付け、52週間追跡した。 主要評価項目は52週時におけるトレッドミル検査に基づく最大歩行距離とし、両群におけるベースライン時の最大歩行距離との比(推定中央値比)を基に算出したestimated treatment ratio(ETR)を指標とした。 full-analysis-set(FAS)解析の結果、最大歩行距離の推定中央値比はプラセボ群の1.08(四分位範囲0.86~1.36)に対し、セマグルチド群では1.21(同0.95~1.55)と有意な改善が認められた(ETR 1.13、95%CI 1.06~1.21、P=0.0004)。 安全性は既報のプロファイルと一致していた。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×