海綿体神経損傷治療材、前立腺全摘除術後の有効性検証試験開始 持田製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 持田製薬は昨日(4月8日)、秋田大学と共同で開発した海綿体神経損傷治療材(開発コードdMD-002)について、ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘除術後の尿失禁軽減効果などを検証する無治療対照並行群間比較試験を開始したと発表した。 前立腺がんの根治手術として行われる前立腺全摘除術では、しばしば前立腺周囲の神経が損傷され、尿失禁、性機能低下などの後遺症が生じる。dMD-002は、アルギン酸ナトリウムとポリグリコール酸不織布から成るシート状の医療機器で、同術直後の神経損傷部位に留置して使用する。アルギン酸ナトリウムは神経損傷部位で神経再生に適した環境を保ち、神経の修復・再生を促す作用が、ポリグリコール酸不織布はシートの柔軟性と強度を保つ役割が期待される。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×