ソル・コーテフの最新供給状況を案内

日本乳癌学会/ファイザー

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 日本乳癌学会は昨日(4月9日)、昨年(2024年)10月から出荷停止/限定出荷となっているヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(商品名ソル・コーテフ)の注射用100mg同静注用250mg同500mgについて、供給状況に関するファイザーからの案内を公開した。(関連記事「ソル・コーテフ、静注用500mgの出荷量増加」)

 同社によると、昨日付でステルナトリウム注射用100mgは出荷停止から出荷量減少に、同静注用250mgは出荷量減少から出荷量通常に変更。その上で限定出荷は継続するという。同静注用500mgの供給状況に変更はないが、限定出荷は継続する。

 エステルナトリウム注射用100mgについては、米国製製剤(既承認)の供給が再開されるまで、厚生労働省の薬事承認を受けベルギー工場で製造された製剤(他国向け)を供給する。なお、添加物として既承認製剤には「無水リン酸二水素ナトリウム」が使用されており、他国向け製剤では「リン酸二水素ナトリウム一水和物」が使用されている。副作用/不具合が発生した場合は、Pfizer Connect/メディカル・インフォメーション(0120-664-467)または同社医薬情報担当者に連絡するよう依頼している。

 同注射用100mgの代替品としては、同社のヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム(商品名ソル・コーテフ)静注用500mg、メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(ソル・メドロール静注用40mg、同125mg、同500mg、同1000mg、メチルプレドニゾロン酢酸エステル(デポ・メドロール水性懸濁注20mg、同40mg)がある。

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