左心房治療の新システム「VersaCross Connect」5月1日発売

ボストン・サイエンティフィック ジャパン

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 ボストン・サイエンティフィック ジャパンは本日(4月23日)、左心房治療に使用する心房中隔穿刺システム「VersaCross Connect」について、5月1日に販売を開始すると発表した。

 同製品は、既製品を使用した場合と比べると特定保険医療材料に係る医療費が削減できる点が評価され、医療機器としては国内で3製品目となる経済性加算が適用される。

 心房細動のカテーテルアブレーション治療や左心耳閉鎖術の際に心房中隔に小さな開口部を作り、カテーテルを右心房から左心房へ安全に通過させる心房中隔穿刺法という手技において、従来は、選択的導入用(汎用)シースと遠位端可動型(専用)シースの両方を使用していた。しかし、VersaCross Connectを用いることで、汎用シースが不要となり医療コストの低減が可能になる上、カテーテルの交換回数も減らせるため、左心房へのアクセスをより効率的に行えるようになるという。

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