新技術の経鼻片頭痛薬をFDAが承認

新日本科学/Satsuma Pharmaceuticals

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 新日本科学は昨日(5月1日)、急性期片頭痛治療薬ジヒドロエルゴタミン(商品名Atzumi、開発コードSTS101)について、同社の米国子会社Satsuma Pharmaceuticalsが米食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。同薬は、新日本科学の経鼻投与基盤技術を用いた初の経鼻薬となる。

 同薬は点鼻用粉末製剤で、独自に開発した鼻腔送達デバイスと組み合わせて使用する。鼻粘膜での薬物滞留を向上させることにより、既存の注射薬や点鼻液(スプレー剤)と比べ、速やかかつ高い薬物吸収が可能になる。また注射薬よりも投与が容易で、てのひらサイズのデバイスであるため携帯性にも優れる。

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