半月板損傷に対する再生医療等製品を国内申請

富士フイルム富山化学

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 富士フイルム富山化学は5月13日、半月板切除術が適応となる半月板損傷を適応症として、自家滑膜間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品(開発コードFF-31501)について、国内で製造販売承認申請を行ったと発表した。(関連記事「半月板損傷に自家幹細胞移植の治験始まる」)

 同製品は、患者自身の膝の内部から採取した滑膜組織を処理し、培養増殖させて得られた自家滑膜間葉系幹細胞。半月板損傷部を縫い合わせて整形した後、損傷部に投与する。

 今回の申請は、半月板切除術が適応となる半月板損傷患者19例が対象の国内第Ⅲ相試験JP301の結果に基づくもの。主要評価項目とした52週時点までのリスホルムスコアの変化量を達成し、症状の改善および損傷部分の癒合が認められた。

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