ヤンセンファーマは本日(5月21日)、経口EGFRチロシンキナーゼ阻害薬ラゼルチニブ(商品名ラズクルーズ錠80mg、同240mg)について、EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発NSCLCの治療薬として薬価収載されたと発表した。 今回の薬価収載に伴い、ラゼルチニブは昨年(2024年)9月にEGFRエクソン20挿入変異を有する切除不能または再発NSCLCに対する治療薬(化学療法との併用療法薬)として、日本で製造販売承認を取得していたアミバンタマブ(商品名ライブリバント点滴静注350mg)と併用する形で、EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発NSCLCの新たな初発治療になりうるという(関連記事「アミバンタマブ、手術不能または再発非小細胞肺がんで承認を取得」)。