ウゴービ2.4mg、大幅な体重減少達成前でも早期から心疾患を予防

ノボ ノルディスクファーマ

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 ノボ ノルディスクファーマは昨日(5月20日)までに、過体重/肥満かつ心血管疾患(CVD)の既往がある非糖尿病患者を対象に、GLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ)2.4mg週1回皮下投与の心血管安全性を検討する二重盲検並行群間ランダム化優越性試験SELECTのサブ解析の結果を報告。セマグルチド投与群で、投与開始後3カ月までの主要心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞または非致死性脳卒中)のリスクを37%低下させたことなどを明らかにした(関連記事「ウゴービ2.4mg、過体重/肥満の非糖尿病患者における全ての心血管イベントを減少」)。 

 今回の解析ではその他にも、肥満で心血管疾患を有する患者において、セマグルチド投与開始後6カ月までの心血管死のリスクを50%低下させたことも判明。セマグルチド2.4mg投与は、体重減少の初期の段階 (臨床的に意義があると考えられる5%を超える体重減少に到達するよりも前) から心疾患を予防することが示された。

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