新規抗体薬物複合体、食道扁平上皮がんの二次治療でP3開始

第一三共

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 第一三共は5月20日、抗B7-H3抗体薬物複合体ifinatamab deruxtecan(I-DXd、開発コードDS-7300)について、食道扁平上皮がんの二次治療を対象とした国際第Ⅲ相臨床試験IDeate-Esophageal01において、最初の患者への投与を開始したと発表した。

 同試験では、プラチナベースの化学療法および免疫チェックポイント阻害薬による治療後に病勢進行した前治療歴のある進行・転移性の食道扁平上皮がん患者を対象に、I-DXdと治験医師選択薬(化学療法)の有効性と安全性を比較する。主要評価項目は全生存(OS)、副次評価項目に無増悪生存(PFS)、客観的奏効率(ORR)、安全性など。日本を含むアジア諸国、欧米で約510例の登録を予定している。

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