アテゾリズマブ+ベバシズマブ+TACE、切除不能肝細胞がんで良好な成績 中外製薬 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 中外製薬は昨日(5月21日)、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ(商品名テセントリク)+抗VEGF抗体ベバシズマブ(アバスチン)+肝動脈化学塞栓療法(TACE)併用療法について、TACE適応で全身療法未治療の切除不能肝細胞がんを対象とした第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験TALENTACEの中間解析において、良好な成績が示されたと発表した。(関連記事「切除不能進行肝細胞がんの第一選択薬を検証」) 同試験では、切除不能肝細胞がん患者を対象にアテゾリズマブ+ベバシズマブ+TACE併用療法群とTACE単独群の有効性および安全性を比較した。解析の結果、併用療法群において主要評価項目としたTACE無増悪生存(TACE PFS)の有意かつ臨床的に意義のある改善が示された。もう1つの主要評価項目である全生存(OS)については未成熟(immature)だった。さらに、副次評価項目としたRECIST v1.1基準によるPFSについても臨床的に意義のある改善が示された。詳細な結果は、今後の医学会で発表される予定。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×