エリスロシン、ドライシロップと顆粒の通常出荷を再開

日本呼吸器学会、ヴィアトリス製薬

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 日本呼吸器学会は昨日(5月29日)、マクロライド系抗菌薬エリスロマイシン(商品名エリスロシン)について、製造販売元のヴィアトリス製薬が5月28日付でドライシロップ10%(100g瓶)、ドライシロップW20%(100g瓶、1g×500包)、W顆粒20%(1g×500包)の通常出荷を再開すると発表した。ただし、点滴静注用500mgは供給停止、錠100mg、200mg(各100錠PTP)は限定出荷を継続する(関連記事「エリスロシン、8製品の限定出荷が継続」)。

 同薬をめぐっては、海外からの入荷遅延、他規格の限定出荷に伴う需要増などの影響を受け、ドライシロップW20%は2024年4月、W顆粒20%は同年7月、ドライシロップ10%は同年10月以降、限定出荷を実施していた。今回、安定供給の見通しが立ったことで3製剤の通常出荷を再開するという。

 なお、ドライシロップW20%(1g×500包)は、販売中止予定のため在庫消尽次第販売を終了する(在庫消尽時期:2025年7月ごろ)。またドライシロップ10%(500g瓶、1g×500包)、ドライシロップW20%(500g瓶)、錠100mgおよび200mgの500錠PTPについては、既に包装単位集約のため販売終了(在庫消尽済み)となっている。

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