Ziftomenib、NPM1変異陽性成人急性骨髄性白血病における承認申請をFDAが受理

協和キリン、Kura Oncology

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 協和キリンと米・Kura Oncology社は昨日(6月2日)までに、経口選択的メニン阻害薬ziftomenibについて、NPM1変異を有する再発・難治性の成人急性骨髄性白血病(AML)治療薬としての新薬承認申請を米食品医薬品局(FDA)が受理したと発表した。申請は優先審査に指定され、処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)で定める審査終了目標日は2025年11月30日に設定された(関連記事「Ziftomenib、NPM1変異陽性成人急性骨髄性白血病でFDAに申請」)。

 今回の申請は、NPM1変異を有する再発・難治性AMLを対象とした第Ⅱ相試験KOMET-001の良好な結果に基づくもの。試験の結果は2025年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会の口頭セッションで発表された。

 同試験においては、完全寛解(CR)および部分的血液学的回復を伴う完全寛解(CRh)が92例中21例(23%)と主要評価項目を達成。造血幹細胞移植歴、ベネトクラクス治療歴、FLT3IDHとの共変異の有無といったあらかじめ設定したサブグループに関わらず、CR/CRhの割合は同等だった。安全性プロファイルは以前に報告されたデータと一致していた。

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