TYK2阻害薬デュークラバシチニブ、乾癬性関節炎の一変申請

ブリストル・マイヤーズ スクイブ

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 ブリストル・マイヤーズ スクイブは6月6日、経口選択的アロステリックチロシンキナーゼ(TYK)2阻害薬デュークラバシチニブ(商品名ソーティクツ)について、同日付で乾癬性関節炎(PsA)を対象とした効能効果に係る製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。(関連記事:「デュークラバシチニブ、中等症~重症の頭皮乾癬に有効性示す」)

 今回の申請は、18歳以上の疾患活動性を有するPsA患者を対象とした第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験POETYK PsA-1およびPsA-2の結果に基づくもの。POETYK PsA-1試験では生物学的製剤未治療の疾患活動性を有するPsA患者670例、POETYK PsA-2試験では生物学的製剤未治療またはTNFα阻害薬の治療歴がある疾患活動性を有するPsA患者約730例を対象に、デュークラバシチニブの有効性と安全性を評価。解析の結果、PsAの症状の改善および患者のQOLの向上において優れた有効性が確認された。

 今回の申請が承認されると、PsAに対する日本で唯一のTYK2阻害薬となる見込み。

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