タルラタマブでSCLC患者の死亡リスクが40%低下 アムジェン 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする アムジェンは昨日(6月9日)、プラチナ製剤をベースとした一次化学療法後に進行した小細胞肺がん(SCLC)患者において、標準治療(SOC)の化学療法群と比べてタルラタマブ(商品名イムデトラ)群で死亡リスクが40%低下したとの国際共同第Ⅲ相試験DeLLphi-304の中間解析結果を発表した。また全生存(OS)中央値は5カ月以上有意に延長していた。結果は、米国臨床腫瘍学会(ASCO 2025)で発表されると共にN Engl J Med(2025年6月2日オンライン版)に掲載された(関連記事「小細胞肺がん治療薬タルラタマブを日本で発売」)。 同試験の追跡期間中央値は、タルラタマブ群が11.2カ月、化学療法群が11.7カ月だった。OS中央値はタルラタマブ群の13.6カ月に対し各国の標準化学療法群では8.3カ月と、5カ月間有意に短かった〔ハザード比(HR)0.60、95% CI 0.47~0.77、P<0.001〕。 無増悪生存(PFS)中央値は、各国の標準化学療法群と比べタルラタマブ群で有意な延長を示した、(PFS中央値4.2カ月vs. 3.7カ月、HR 0.71、95%CI 0.59~0.86、P<0.001)。 タルラタマブの安全性プロファイルは、既知のプロファイルと同様だった 。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×