「日本初」の2剤、グロブリンとマラリキシバットが発売

武田薬品工業

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 武田薬品は昨日(6月12日)、生物学的製剤基準pH4処理酸性人免疫グロブリン(商品名ハイキュービア10%皮下注セット)および経口投回腸胆汁酸トランスポーター(IBAT)阻害薬マラリキシバット塩化物(商品名リブマーリ内用液10mg/mL)の発売を開始したと発表した。(関連記事「日本初のアラジール症候群治療薬、マラリキシバットが承認」)

 グロブリンは、無または低ガンマグロブリン血症を適応症とする、日本初かつ唯一の皮下注用人免疫グロブリン製剤およびボルヒアルロニダーゼアルファ製剤から構成される組み合せ製剤。昨年(2024年)12月27日に製造販売承認を取得していた。

 マラリキシバットは、アラジール症候群(ALGS)・進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)における胆汁うっ滞に伴う瘙痒を適応症とした日本初の治療薬で、米・Mirum Pharmaceuticals社が開発。2019年9月に武田薬品工業が独占的開発・販売に関するライセンス契約を締結、希少疾病用医薬品に指定されており、今年3月27日に承認を取得した。

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