デュークラバシチニブ、乾癬性関節炎の第Ⅲ相試験で好結果

ブリストル・マイヤーズ スクイブ

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 ブリストル・マイヤーズ スクイブは昨日(6月19日)までに、乾癬性関節炎(PsA)の成人患者を対象に経口選択的アロステリックチロシンキナーゼ(TYK)2阻害薬デュークラバシチニブ(商品名ソーティクツ)の有効性および安全性を評価した第Ⅲ相試験POETYK PsAの結果を発表した。(関連記事:「TYK2阻害薬デュークラバシチニブ、乾癬性関節炎の一変申請」)

 生物学的製剤未治療の疾患活動性を有する成人PsA患者が対象のPOETYK PsA-1試験では、主要評価項目とした16週時におけるACR20達成率がプラセボ群の34.1%と比べデュークラバシチニブ群で54.2%と有意に高かった(P<0.0001)。生物学的製剤未治療またはTNF阻害薬治療歴を有する成人PsA患者が対象のPOETYK PsA-2試験では、52週時まで臨床的な改善効果が持続することが示された。

 両試験において新たな安全性シグナルは認められなかった。

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