ヤンセンファーマは本日(6月25日)、ヒト型抗CD38モノクローナル抗体ダラツムマブとボルヒアルロニダーゼ アルファ配合の皮下投与製剤(商品名ダラキューロ配合皮下注、以下、ダラツムマブ)とボルテゾミブ、レナリドミド、デキサメタゾンの併用療法(DVRd療法)について、造血幹細胞移植(ASCT)の適応の有無にかかわらず未治療の多発性骨髄腫(MM)に対する製造販売承認を取得したと発表した。 今回の承認は、ASCTの適応となる未治療のMMを対象とした海外第Ⅲ相試験PERSEUS、ASCTの適応とならない未治療のMMを対象とした国際共同第Ⅲ相試験CEPHEUSの結果に基づくもの(関連記事「ダラツムマブ、未治療の多発性骨髄腫などに対し3試験で良好な成績」「ダラツムマブ、未治療多発性骨髄腫で標準治療に優越」)。