ノボ ノルディスク ファーマは昨日(7月1日)までに、現在開発中の持続性GLP-1/アミリン受容体作動薬amycretinついて、過体重/肥満の成人患者を対象とした第Ⅰb/Ⅱa試験においてプラセボ群と比べて有意な体重減少が認められたと発表した。なお結果の詳細は米国糖尿病学会(ADA 2025)で報告され、Lancet(2025年6月20日オンライン版)に同時掲載された。(関連記事「持続性GLP-1/アミリン受容体作動薬、第Ⅲ相へ」) 同試験では、過体重/肥満の成人患者をamycretinを週1回皮下投与する群とプラセボ群に割り付けた。今回は、用量漸増投与パート(36週60mg)、用量漸増・維持用量投与パート(36週20mg、28週5mg、20日週1.25mg)の結果が報告された。全ての用量でプラセボ群と比べamycretin群で有意に体重が減少し、体重減少は投与期間を通じてプラトーに達することなく認められた。