次世代GLP-1受容体作動薬CagriSema、非糖尿病者の体重減で好結果

ノボノルディスクファーマ

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 ノボ ノルディスク ファーマは昨日(7月2日)までに、同社が開発中のGLP-1受容体作動薬セマグルチドとアミリン受容体作動薬cagrilintideの配合薬CagriSemaに関する新たなエビデンスを公表。非糖尿病者を対象とした国際第Ⅲ相二重盲検ランダム化比較試験REDEFINE 1における良好な結果を第85回米国糖尿病学会(ADA 2025、6月20~23日)で報告したと発表した(関連記事:「次世代GLP-1受容体作動薬CagriSemaなど、新たな試験結果をADAで発表」)。

 同試験では、体重に関連する健康障害を有する非糖尿病の過体重/肥満の成人3,417例を対象に、週1回投与のCagriSema(セマグルチド2.4mg+cagrilintide 2.4mg)の有効性と安全性をプラセボと比較。Per Protocol解析の結果、68週時におけるベースラインからの体重減少率は、プラセボ群の2.3%に対しCagriSema群では22.7%と大幅な減少が認められた。68週時の体重減少率が5%以上、20%以上、25%以上、30%以上の患者割合は順に97.6%、60.2%、40.4%、23.1%だった。

 同社はCagriSemaの開発状況について「REDEFINE臨床開発プログラムは、最近開始したREDEFINE 11試験を含めて現在進行中であり、同薬の有効性および安全性についてさらに詳しく検討していく」とコメントしている。

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