【緊急取材】医師偏在問題、開業規制は「最後の切り札」か

「新たな地域医療構想等に関する検討会」座長・遠藤久夫氏に聞く

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本の医療において医師偏在は解決すべき喫緊の課題となっており、厚生労働省では開業規制の可能性も含めて議論が続いている。一方、具体的な対策を盛り込んだ医療法改正案の成立が2025年通常国会で見送りとなるなど、今後の展望は不透明だ。医師偏在はどのように生じ、なぜ解決が難しいのか。そして現在、どのような対策が講じられているのか。医療政策が専門で、厚労省の「新たな地域医療構想等に関する検討会」で座長を務めた学習院大学学長の遠藤久夫氏に聞いた。

遠藤 久夫(えんどう ひさお)

学習院大学学長

一橋大学大学院博士課程単位取得退学。1997年から学習院大学経済学部教授。2017年から20年まで、国立社会保障・人口問題研究所に所長として転籍出向。2024年から学習院大学学長に就任、現在に至る。 中央社会保険医療協議会会長、社会保障審議会長、同医療保険部会長、社会保障制度改革国民会議会長代理などを歴任。現在、社会保障審議会会長、同医療部会部会長、同審議会委員、同医師分科会委員などを務める。 ​

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