原発性膜性腎症へのfelzartamab、第Ⅲ相試験開始

バイオジェン・ジャパン

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 バイオジェン・ジャパンは昨日(7月8日)までに、原発性膜性腎症(PMN)に対する抗CD38抗体felzartamabの有効性および安全性をタクロリムスと比較する国際共同第Ⅲ相ランダム化比較試験PROMINENTについて、試験薬の投与を開始したと発表した。

 PMNは抗体介在性の重篤な腎臓病で、ネフローゼ症候群の主な原因となり腎不全に至るリスクを伴う。現在PMNを適応とする承認薬はない。同試験の対象は中程度~高リスクPMNの成人患者(新規診断例および再発例)約180例で、主要評価項目は104週時点で完全寛解(CR)を達成した患者の割合。

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