ご存じですか?大問題のDeath grip症候群

不適切なマスターベーションによる射精障害

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ
こんにちは、プライベートケアクリニック東京の小堀善友と申します。もともとは一般泌尿器科の専門医でしたが、現在は性感染症、男性不妊症、性機能障害を専門とする都内のクリニックに勤務しています。専門性の高いクリニックだけあって、一般の病院ではお目にかからないような珍しい症例をよく目にします。先生方の学びにつながるような症例を、定期的に紹介します。

AIにDeath grip syndromeについて聞いてみた

 「Death grip syndrome」と聞いたら、あなたはどんな疾患を想像しますか?

 AIに聞いてみたら、予想外の答えが幾つか返ってきました。

回答① 握力過剰症候群

  • 病態:握力が異常に発達し、日常生活に支障を来す
  • 症状:握手で骨折、ハンバーガーを潰す、恋人の手を握って別れる
  • 治療:握力を使わずに意思を伝える「目力トレーニング」

回答② 死神の握手(Death Grip)

  • 病態:都市伝説系症候群。特定の人と握手をすると呪われるという迷信的病
  • 症状:その日から運気が落ち続ける、スマホのバッテリーが異常に減る、カラスによく見られる
  • 治療法:お祓い、塩風呂、または「もう一度その人と握手して相殺」

 AIから返ってきた上記の回答は爆笑モノですが、実際のDeath grip syndromeは性機能障害や不妊症と関わる大問題なのです。それについて解説します。

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