Baxdrostat、高血圧症対象の第Ⅲ相で主要評・副次評価項目達成

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 アストラゼネカは7月23日までに、コントロール不良または治療抵抗性高血圧に対するアルドステロン合成酵素阻害薬(ASI)Baxdrostatの安全性、忍容性および有効性を評価する多施設共同第Ⅲ相ランダム化比較試験の結果を発表。主要評価項目および全ての副次評価項目を達成したことを報告した。(関連記事「待望されるアルドステロン合成酵素阻害薬」)

 試験では、2種類の降圧薬(うち1種類は利尿薬)で治療を受けているコントロール不良高血圧症患者および3種類以上の降圧薬(うち1種類は利尿薬)で治療を受けている治療抵抗性高血圧症患者796例を、Baxdrostat 2mg群、1mg群、プラセボ群に1:1:1でランダムに割り付け1日1回投与。検討の結果、有効性の主要評価項目である12週時における座位収縮期血圧(SBP)のベースラインからの平均変化量について、プラセボ群と比べBaxdrostat投与の2群で有意かつ臨床的に意義のある低下が示された。また、全ての副次評価項目も達成したという。

 今回データは各国の規制当局と共有され、来月(2025年8月)に開催される欧州心臓病学会(ESC)のLate‑breaking Hot Lineセッションで発表される予定。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする