ミコフェノール酸モフェチル、来月にカプセル剤の限定出荷解除

日本リウマチ学会、中外製薬

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 日本リウマチ学会は昨日(7月28日)、今年(2025年)2月から限定出荷となっていた免疫抑制薬ミコフェノール酸モフェチルのカプセル剤(商品名セルセプトカプセル250)について、製造販売元の中外製薬から8月6日付で限定出荷を解除するとの報告を受けたことを発表した。ただし懸濁用散(セルセプト懸濁用散31.8%)に関しては、供給状況に鑑み当面の間限定出荷を継続するという。

 同薬は、同一成分・含量の他社製品が限定出荷・出荷停止となったことを受け、2月17日付で限定出荷を開始。3月以降、製造委託先の生産体制の増強、専用設備の立ち上げを行ったことにより、増産の見通しが立ったという(関連記事「ミコフェノール酸モフェチルが限定出荷」「ミコフェノール酸モフェチル、増産へ」)。

なお供給量の確保を最優先とし複数拠点で包装する関係上、当面の間は包装仕様が「100カプセル(PTP)」「100カプセル(バラ)」の 2種類混在することについて、理解を求めている。

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