Vimseltinib、欧州でも腱滑膜巨細胞腫治療としての承認に前進 小野薬品工業 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 小野薬品工業は昨日(7月28日)、完全子会社のDeciphera社が開発中のキナーゼ阻害薬vimseltinib(米国での商品名ROMVIMZATM)について、欧州医薬品委員会(CHMP)が腱滑膜巨細胞腫(TGCT)治療薬としての承認を推奨したと発表した。 TGCTは、コロニー刺激因子(CSF)1遺伝子の転座により、CSF1の過剰発現およびCSF1R陽性炎症細胞の病変への集積により引き起こされる希小疾患で、関節の内側または近位に発生するまれな非悪性腫瘍。vimseltinibは、CSF1受容体を選択的かつ強力に阻害するよう設計された経口投与可能なスイッチコントロールキナーゼ阻害薬。既に外科的切除により機能制限の悪化または重篤な病状を引き起こす可能性があるTGCTの成人患者に対する治療薬として米国で承認されている(関連記事「腱滑膜巨細胞腫の治療薬vimseltinib、FDAが承認」)。 今回のCHMPの肯定的な見解は、販売承認に関する科学的な根拠に基づく推奨であり、欧州連合(EU)で医薬品の承認権限を持つ欧州委員会(EC)が承認の決定を下す前の最終段階の1つ。本決定は、2026年3月期第2四半期中に行われる見込みという。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×