弱毒生4価デングワクチン、第Ⅱ相開始

Meiji Seikaファルマ、KMバイオロジクス

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 Meiji SeikaファルマとKMバイオロジクスは昨日(8月21日)、デングウイルス感染症に対する弱毒生4価ワクチンKD-382について、成人および小児を対象とした第Ⅱ相試験を開始したと発表した。

 デングウイルスは蚊媒介ウイルスの一種で、デング熱、デング出血熱、デングショック症候群を引き起こす。4種の血清型がヒトでの流行に関与し、熱帯・亜熱帯地域を中心に世界人口の50%に相当する39億人が感染リスクにさられており、毎年1億~4億人が感染している。

 KD-382は、1回の接種で全4種類の血清型に有効性が期待される弱毒株由来のフルコンポーネントワクチンで、オーストラリアで実施された第Ⅰ相試験ではにおいて安全性および忍容性、良好な免疫原性が確認されている。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする