NSCLCへのオンコマインDx、関連薬としてアミバンタマブ+ラゼルチニブ、zongertinibが承認

日本臨床腫瘍学会/サーモフィッシャーサイエンティフィック

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 日本臨床腫瘍学会は昨日(8月26日)、サーモフィッシャーサイエンティフィックが開発したコンパニオン診断システム「オンコマインDx Target TestマルチCDxシステム」について、非小細胞肺がん(NSCLC)を対象としたEGFR遺伝子変異(エクソン20挿入変異を除く)に関連する医薬品として、アミバンタマブ(商品名ライブリバント)およびラゼルチニブ(同ラズクルーズ)の併用療法が今年(2025年)8月25日付で保険適用されたことを周知した。

 また本日、同コンパニオン診断システムについて、NSCLCを対象としたHER2(ERBB2)遺伝子変異に関連する医薬品として、zongertinibが保険適用されたことも明らかになった。(関連記事「オンコマインDx、EGFR遺伝子エクソン20挿入変異を有するNSCLCへの承認追加」)

 同システムは、(NSCLC)を対象としたEGFR遺伝子変異(エクソン20挿入変異を除く)に関連する医薬品としてはゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブ、オシメルチニブ、ダコミチニブ、NSCLCを対象としたHER2(ERBB2)遺伝子変異に関連する医薬品としてはトラスツズマブ デルクステカンの適応判定の補助に用いられていたが、今回新たにアミバンタマブ+ラゼルチニブ併用療法、およびzongertinibが加わった形だ。

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