新規Tie2受容体アゴニスト、透析中の脳損傷予防で医師主導試験開始 アンジェス 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする アンジェスは昨日(9月4日)、カナダのバイオ医薬品企業Vasomune Therapeuticsと共同開発中の新規Tie2受容体アゴニストpegevongitide(開発コードAV-001)について、カナダ保険省から血液透析患者における急性虚血性脳損傷の予防を目的とした臨床試験実施が承認されたと発表した。 血液透析患者では、治療中の循環ストレスにより生じる虚血性脳損傷への脆弱性が指摘されており、混乱、せん妄、認知機能低下を引き起こすことが課題となっている。同薬はTie2/Angiopoietin-1シグナル伝達経路を標的とし、血管の安定化を介した血管漏出や炎症の抑制作用が期待される。 今回の試験では、血液透析による細胞毒性脳浮腫を軽減し、脳白質の機能を維持できるか否かを評価する。評価には、先進的な脳画像診断、認知機能評価、血液バイオマーカーを用いるという。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×