日本癌治療学会は昨日(9月8日)、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体の抗悪性腫瘍薬トラスツズマブ(商品名ハーセプチン注射用60)について、製造販売元の中外製薬が販売を中止すると発表した。(関連記事「ペルツズマブ+トラスツズマブ、HER2陽性大腸がんへ適応拡大承認」) 中外製薬は、諸般の事情により在庫終了をもって販売を中止すると説明。経過措置期間は2027年3月31日までとしている。なお、同注射用150については販売を継続する。