ブレクスピプラゾール、FDAがPTSDへの効能追加を認めず

大塚製薬

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 大塚製薬は9月19日、ドパミン受容体部分作動薬ブレクスピプラゾール(商品名レキサルティ)の成人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)への適応追加申請について、米食品医薬品局(FDA)から今回の申請データでは承認できないとする審査完了通知(CRL)を受理したと発表した。

 今回の決定は、7月に行われたFDAの精神薬理学医薬品諮問委員会(PDAC)において、同薬の「成人のPTSDの効能追加における十分なデータ提供」に対し否定的な見解が示されたことを受けたもの(関連記事「ブレクスピプラゾール、PTSDの効能追加にFDA諮問委員会が否定的見解」)。

 ブレクスピプラゾールを共同開発した大塚製薬とデンマーク・H.ルンドベックA/Sは「CRLの内容を慎重に検討し、今後の対応について引き続き協議する」とコメントしている。

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