小野薬品工業は昨日(9月30日)、cenobamateについて、てんかん部分発作(二次性全般化発作を含む)を適応に国内製造販売承認申請を行ったと発表した。(関連記事「新たな抗てんかん薬、アジア人対象の第Ⅲ相試験で有効性示す」) 今回の承認申請は、既存の抗てんかん薬でコントロール不良な部分(焦点)発作を有するアジア人患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(YKP3089C035)の結果に基づいている。同試験においてcenobamateは、既存治療のみと比べ、既存治療との併用で、主要評価項目とした発作頻度の変化率(中央値)の有意な改善が示された。また、同薬と既存治療との併用で、良好な安全性プロファイルが確認された。