Buloxibutid、特発性肺線維症に対する希少疾病用医薬品指定を取得

日本新薬

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本新薬は昨日(9月30日)、開発中のbuloxibutid(NS-421/C21)について、特発性肺線維症(IPF)治療薬として厚生労働省から希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)指定を取得したと発表した。

 同薬は、バイコア社(本社スウェーデン)が海外でIPF治療薬として開発を行っているファースト・イン・クラスの経口投与可能な低分子アンジオテンシンⅡ2型受容体作動薬。日本新薬は、バイコア社と同薬の日本における開発および販売に関して独占的ライセンス契約を締結している。

 同薬の効果については、バイコア社が実施した第Ⅱa相試験AIRにおいて、未治療のIPF患者に対する安全性と有効性(呼吸機能の安定化および改善)が示され、2024年からは国際共同第Ⅱb相試験ASPIREが実施されているという。

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