Remibrutinib、慢性特発性蕁麻疹でFDAが承認

ノバルティス ファーマ

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 ノバルティス ファーマは昨日(9月30日)、BTK阻害薬remibrutinibについて、慢性特発性蕁麻疹(CSU)に対してFDAの承認を取得したと報告した。(関連記事「慢性特発性蕁麻疹に効果が高い薬剤・用量は?」)

 CSUの第一選択は抗ヒスタミン薬。しかし、米国では半数以上の患者が抗ヒスタミン薬を増量投与しても症状が続くことから、新たな選択肢が求められていた。

 今回の承認は、第二世代H1抗ヒスタミン薬を服用しても症状が持続する患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験REMIX-1およびREMIX-2の結果に基づく。試験では、remibrutinib投与2週経過時点から良好な疾患コントロールが得られたなどの結果が示された。

 なお同薬は現在、日本でも慢性特発性蕁麻疹を適応に承認申請中であるという。

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