ミリキズマブ、潰瘍性大腸炎に対し長期の有効性示す

日本イーライリリー

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 日本イーライリリーは10月10日までに、ヒト化抗ヒトインターロイキン(IL)-23p19モノクローナル抗体ミリキズマブ(商品名オンボー)について、中等症~重症の活動性潰瘍性大腸炎の成人患者を対象とした第Ⅲ相試LUCENT-3において、4年間の長期にわたり治療効果を示したと発表。結果の詳細は、欧州消化器病週間(UEG2025)で報告された。(関連記事「ミリキズマブ、潰瘍性大腸炎とクローン病に対するP3で好結果」)

 LUCENT-3は、LUCENT-1およびLUCENT-2から継続する単群長期第Ⅲ相継続試験で、潰瘍性大腸炎患者におけるミリキズマブの有効性と安全性をさらに3年間にわたり検討(総投与期間は最長4年)。今回、LUCENT-2でミリキズマブ投与1年後に臨床的寛解を達成した症例の約80%がその後も長期にわたりステロイドフリー寛解/内視鏡的寛解を維持していることが示された。さらに、ほぼ全例が4年時点における便意切迫感の改善を認めた。長期安全性プロファイルは、これまでに確認されているものと一致していた。

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