どう使う?進行・再発胃がん治療でのゾルベツキシマブ

見えてきた症例選択のコツ

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 保険収載から1年半が経過した抗CLDN18.2抗体ゾルベツキシマブ。医療現場ではバイオマーカー検査や副作用対策への習熟が見られるところだが、消化管症状への懸念などから、必ずしも同薬を使いこなしているとはいえないのが現状である。そこで今回は、臨床試験の統合解析結果などから同薬導入における適切な症例選択のあり方を考察したい。(関連記事:「徹底解説!抗CLDN18.2抗体ゾルベツキシマブの実力は」)

島田 英昭(しまだ ひであき)

東邦大学名誉教授/JCHO船橋中央病院健康管理センター

1984年千葉大学医学部卒業、1991年同大学大学院医学研究科博士課程(外科系)修了。同年に渡米し、マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学外科研究員として従事。帰国後、千葉大学病院助手、同大学大学院医学研究院講師(先端応用外科学)、千葉県がんセンター消化器外科主任医長を経て、2009年東邦大学外科学講座教授(大学院教授併任)、2017年同大学院消化器外科学講座責任者・臨床腫瘍学講座責任者併任、同大学医療センター大森病院がんセンター長併任。2025年東邦大学名誉教授、JCHO船橋中央病院健康管理センター。

島田 英昭
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